この度、学術メディア創成センターでは、教育を中心としたDX(デジタルトランスフォーメーション)のテーマでオンライン・シンポジウムを開催することとなりました。
DXとは、「デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること」「既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすもの」等の意味があります。
学術メディア創成センターは、2021年(令和3年)4月に総合メディア基盤センターを組織改編して誕生し、これまでの学内の情報基盤の開発・運用、ICT教育支援に加えて、全学のDX計画を戦略的に統括・推進する役割を担うことになりました。次世代デジタルコンテンツやシステム開発技術にたけた人材をコンテンツデザイナー(CD)として新たに迎え入れ、xR(VR・AR・MR)等のDX技術を駆使した教材の開発、xRスタジオでの動画コンテンツの撮影・編集、作成したDXコンテンツを自在に利活用するためのシステム整備を進めています。
現在は、メタバースと呼ばれる仮想空間内で講義やイベント等を可能とし、教育等に活用できるように取り組んでいます。またリアルタイムVFXシステムを整備し、3Dグラフィックスによる豊かな映像表現が可能なxRスタジオを整備しました。それに伴い、DX等の取り組みで利用可能なスタジオの利用とDXコンテンツを作成するための物品等の貸出サービスを開始します。この取り組みでは、ゲームエンジンのUnityやUnreal Engineで、DXコンテンツを作成しており、このエンジンは現在ゲーム産業のみならず、建設産業、自動車産業等の様々な企業で活用され始めているもので、この教育支援の活動も行っています。今回のシンポジウムでは、これらの取り組みを中心に、これまでのDXの成果を紹介させていただきます。
シンポジウムのオンライン配信は学術メディア創成センター内にあるxRスタジオからリアルタイムVFXシステムによりLive中継させていただきます。
興味関心のある教職員、学生の方々に、ぜひともご参加いただければと思っております。
2022年8月31日(水)13:00 – 14:30
開催場所:オンライン開催(Zoom)
主催:学術メディア創成センター 教育DX推進タスクフォース
共催:数理・データサイエンス・AI教育センター
参加方法:Zoomにて開催しました。多数のご参加ありがとうございました。
配布資料:学術メディア創成センターシンポジウム2022_配布用資料
録画:YouTubeで配信中
※シンポジウム終了後に、xRキャンパスシステムのVR紹介を追加、質疑応答カット
時間 | 題目 | 登壇 |
13:00~ | 開会 | 理事(教育・高大院接続・大学院改革・情報担当) 森本 章治 |
13:10~ | 教育を中心としたDXの取り組み | 教授 西山 宣昭 |
13:35~ | DX教材を活用したxRスタジオ紹介 | 専門業務職員 二木 恵 |
13:50~ | DXシステム整備とDXサービス紹介 | 助教 東 昭孝 |
14:05~ | 本学のデータサイエンス教育プログラムを支えるシステム | 学務部学務課学務企画係長 辻谷 友紀 |
14:10 ~ | 質疑応答 | 教授 西山 宣昭 専門業務職員 二木 恵 助教 東 昭孝 学務部学務課学務企画係長 辻谷 友紀 |
14:25~ | 閉会 | 学術メディア創成センター長 笠原 禎也 |
※内容は変更になる場合がありますのでご了承ください
担当:学術メディア創成センター 教育DX推進タスクフォース
お問い合わせ e-mail:emi-tm@ml.kanazawa-u.ac.jp